ブラジリアンなオールローズが届きました。

ある日、何となくeBayを散歩していたらふと目に入りました。

↓これこれ

↓ショップの記事

www.handmadetown221b.com

「へー。オールローズ。いいっすね。いつか一本は欲しいよなぁ」

 

そして目に入ったBrasilの文字。ん?

おいこれまさか。

 

早速コンタクトを取って聞いてみました。

「もしかしてあれブラジリアン?(直球)」

「おう。そうだぞ。ハカランダぞ。」

 

!!???!?!?

 

「マジ?あの伝説の?(語彙不足からくる奇妙な表現)」

「マジマジ。つってもJacarandá da BahiaじゃなくてJacaranda do Paráね。」

なるほど。日本ではアマゾンローズウッドと呼ばれてる材だけど、現地ではこれもハカランダと呼ばれていると。(詳しくは上部のリンクへどうぞ)

なるほどこれなら確かにブラジリアンでハカランダだ。自分達の国の物差しだけじゃ物事の側面しか見れてないってね。

これぞ異文化交流。

 

しっかしあのハカランダじゃなくてもこれはお買い得じゃね?

アメリカのショップだけど、名前にBrasilってつけるだけあるぜ。

 

「それで、どれを買うんだ?ストラト?ジャズマス?」

あ、なんかもう買う流れになっとる。今月から友人シグネイチャーを組む予定だから今はちょっとつらいよなぁ。でもこれはいずれ買おう。なんか結構オールローズ作ってるみたいだし。

「ごめんなさい。今は金銭的な都合でそれを購入する事ができません。夏ごろにギターを組むつもりなので、その時に在庫があったらよろしく」

うん。これでよし。夏までに貯金しとかないとなー。

「そうか。入荷したローズウッドは今回の分で最後だから早めにな。」

 

 

「は?買うわ。待ってろ。使ってない機材を売ってくる。」

売ってきました。買いました。

↓一週間くらいしたら届きました。

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うん。これはええわ...。「個体は選べる?」って聞いといて良かった。

在庫残り5つのうち2つの写真が送られてきたので、気に入った方を買いました。

あんまり派手じゃない、色の濃くて落ち着いた方を選んだのですが、送られてきた個体の木目もよくあるインドローズに比べて結構うねりというか、独特な雰囲気が。

所謂本物のハカランダ(Dalbergia nigra)のオールローズなんて見た事無いんですが、実際どうなんでしょうかね。ちょっと赤みが強いような?

 

送られてきた写真とは良い意味で印象が違ったので、もう一つの茶色くてバリっと木目の出てた個体がどんな物だったのかすごく気になります。

あれは最高の苦渋の選択でした。(できれば両方買いたかった)

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さて仕上がりの方はどうかと言うと、全然良いんじゃないでしょうか。

木目最高。これがローズか。あの憧れのオールローズだ。目の前にあるのがちょっと信じられないレベル。

ちょいちょい打痕があったりしますが、個人的には気にならない程度です。

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(サンディングで消えるかな)

手垢が凄く目立つ上にクロスで拭いたくらいじゃ落ちないので、再研磨は必須ですね。

オイル仕上げなら一度レモンオイルなんかで拭きとればこのまま使えそう。

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StewMacのフレットのエッジはしっかり落とされていて、手は痛くならないとは思いますがもしかすると弦落ちが若干あるかも。

そしてド柾目な1Pネック。もちろんこれもアマゾンローズですが、ここまでまっすぐ目が通っているとインディアンローズにも見えますね。

木肌が物凄く細かいので半端なく手触りが良いです。オイルフィニッシュにするか塗装するか悩むな・・・

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裏側になると若干インドっぽさが薄れます。なんでやろか。

注目すべきはネック裏のトラスロッドを仕込んだ痕跡。

通常ではメイプルが使用される部分ですがローズで埋められています。

個人的にはメイプルの方がよかったかな。別にいいけど。

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ヘッドのチューナー穴はロトマチックサイズ。これはヴィンテージのオールローズ、特にジョージハリスンを意識したモデルではFキーが使用されている為でしょう。

ですがヴィンテージの再現という観点ではネック裏のローズの埋め木が響きますね。

私は気にしませんが。むしろ迷わずGOTOHを付けられる...?

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あ、そうそう。もちろんチェンバードボディでメイプルが挟んでありますよ。

この写真のローズ感ヤバくない?なんか昔のオールローズってこんな雰囲気なイメージがあるって勝手に思ってます。

 

こんなもんすかね。いやーこれは良い買い物したわ。送料込みで大体10万くらい。

サンキューなJoeさん。若干アメリカンな対応でしたがフレンドリーな方でした。

個体を選んだあと何かパーツを仮置きした写真とか送ってくれましたし。

このGuitarBuild brというお店にはブラジル人のメンバーがいらっしゃる様で、このオールローズの材料も実際に現地で買い付けてきたらしいです。

「これ輸入すんの、めっちゃ難しくて大変だったんだぜ!」

ちなみにここの売り上げは日本が第二位だそう。1位は多分アメリカですね。

世界のギター市場ランキングと同じ。

ただこのテレキャスの兄弟はドイツにも行ったそう。

うーんドイツにこれと同じ木のギターがあるのか。ロマン。

 

当分はこれの組み立てに取り掛かろうと思います。いぇい!↑↑↑