Warmothのネックオーダーを画像付きで解説!前編

ここの所、この記事からワーモスに飛ぶ人がすごく多くなって来たので何かとオプションの豊富なワーモスのオーダーフォームの解説を書くことにしました。

いやほんと豊富ですねこれ。紹介しきれるかな...。

※多すぎて前後編になりました 

 

それとなんですがワーモスのサイトは携帯からでも見る事ができますが、オーダーの際はPCからのご利用をおすすめします。

携帯でもPC版を表示すれば注文できないことも無さそうですが、明らかに作りが形態での利用を意識していないので不便です。

なのでモバイル版のサイトではストックの物しか表示されていませんね。

なのでまずはPCからワーモスにアクセスしましょう。

 

 

よーいスタート

はい。この画面ですね。トップの「HOLO FLAKE」というのはかなり粒の大きいラメ塗装の様です。ストックからこの塗装の各種ボディを購入できるようですね。

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それはさておき今回はカスタムオーダーですので、「Build Custom」のボタンをクリック。

あ、そうそう。同じ内容のネックでもカスタムオーダーよりストックの物の方が安く済む場合が多いので「Shop In Stock」も先にチェックしておく事をおすすめします。

定期的に変わった使用の物を補充しているので見ていて面白いですよ。

それに、こっちの方が好みかもと新しい発見があるかもしれませんしね!

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今回はネックのオーダーですのでGUITAR NECKをクリック。

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ヘッドシェイプを選ぼう

沢山種類が並んでいますが、上の6つがFender公認のライセンス製品で、Fenderと同様のヘッドシェイプです。それより下はオリジナルですね。

一つ一つ紹介していくときりが無いので割愛させていただきますが、エクスプローラーやジャクソンヘッドの他に、スケールコンバージョンや7弦用もあります。

オプションでオリジナルのヘッドも作ってもらえる様ですね。

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今回はフェンダーライセンスの物から一つ選んでシミュレーションしてみましょう。

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 選べる種類は左上から順に以下の通り。

①スタンダードなストラト

②スタンダードなテレキャス

CBS期のラージヘッドストラト

④角度付きストラト

ジャズマスター

⑥幅広ネックのストラト

 

①②③⑤の説明は不要ですね。それぞれ良くある感じだと思います。

④については最初TILTBACKの意味が良く分からなかったのですが、、TILT(傾く)BACK(後ろに)という事で、ヘッドにアングルが付けられたネックと言う意味っぽいです。角度は13度だそう。

⑥のSUPERWIDEは何となく想像がつく通りで、幅広のネックになっている様ですね。

ネックポケットからも数ミリ飛び出すくらいの幅な模様。(赤丸参照)

これ、前から見た時に違和感はでないんでしょうか?

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今回は一番左上のStratcasterを選択。

なんかいっぱい出てきた...そう、ボディならリアルタイムに仕上がりイメージを見ながら選んでいけるんですがネックだとそれが無いので選ぶ楽しみよりも面倒くささが買ってしまいがちです...。

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ボディならこんな感じで超ダサいギターを作って遊んだりできるんですけどね...。

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無い物は無いので仕方が無いので、次に進みます。

Construction

まずはCONSTRUCTIONから。

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Modern、Vintage/Modern、Vintageの3種類から選べます.

右の2つはブリッジの位置を変更せずに通常のフェンダースケールからギブソンかバリトーンに変更できるオプションで、仕様は全てModernで統一らしいです。

それぞれの仕様についても詳しく書いておきましょう。

Modern:現代的な仕様

この中では最も現代の技術が取り入れられた仕様ですね。

気候の変化に強く、オプションが豊富との事。

「モダンな弾き心地とクラシカルなトーン」だそうですがトラスロッドの仕様からしてヴィンテージな音ではない事は確かです。

ダブルエクスパンディングトラスロッド

これは所謂ダブルアクショントラスロッドの事でしょうか。

「このトラスロッドは指板のすぐ下に設置され、弦の張力を相殺する様にしてネックの内部で浮いた状態になっている。すべての圧力はこのロッド自身によって吸収され、これによりあらゆる気候や季節においてえげつない安定性が生まれる。ツアー回るならこれがおすすめ。」

...これで翻訳あってますかね?

ダブルタイプのトラスロッドでよく言われているのが

「たわませて仕込むので一方向にしか補正できないシングルの物とは違って、まっすぐな状態からどちらにも曲げられるのでネック補正の幅が広い」

「ネックの中に隙間が生まれるので音色のタイトさに欠ける」

「ネックにロッドが2本入っている事になるので、木の鳴りが薄くなりネック事態も重くなる」

等々...。

 

これも好みによりますが、ヴィンテージトーンにこだわりが無ければModern仕様にしておいた方がネックとしての信頼性が高いかと。日本の環境はネックにとっては非常に過酷ですからね。

近年はテクニカル系ギターを初めとして、薄いネックのモデルには良く採用されているらしいので、そういったジャンルを弾く方にもおすすめ?

 

Side Ajusut Mechanism

これは一弦側ネックエンド付近に設置されるサブのロッド調整用ナットで、多少の反りはこれで調整することができます。

フロイドローズのファインチューナーみたいな役割でしょうか。

Gotoh製らしいです。左利き用には使用不可との事。

 

Modern/Vintage:ちょっと使いやすくしたヴィンテージ仕様 

シングルアクショントラスロッドをヘッド側で操作できるようにしたモデル。

近代のフェンダーの仕様に最も近いそう。音もクラシカルらしいです。

「シングルアクショントラスロッドは、木部に埋め込まれ固定される。ナットを締めこむとロッドは弦の引っ張る力を相殺する様にして動く。大体シーズン毎に調整が必要で、安定性はダブルの物より劣る。」

ワーモスとしてはヴィンテージの再現よりも道具としての安定性を重視しているのか、なんとなくModern推しな雰囲気ですね。(反ったらクレームにもなるしな)

 

まあ総括して「よくある感じ」なので大体の人はこのModern/Vintageにしておけば大失敗はしないんじゃないでしょうか。

 

Vintage:伝統的なフェンダースタイル

「最初期のフェンダーの、本物の演奏感」だそうです。

よってスペックもヴィンテージと同様で、オプションも少ない感じ?

・シングルアクショントラスロッド

・21フレット

・ヴィンテージなトーンとフィーリング

・ワンピースメイプルネック

・2ピースネック

トラスロッドは全てヒール側で、ワンピースネックにはウォルナットのスカンクストライプが入るとの事。

フレット数が22を選べないっぽいので、ヴィンテージに拘らないのであればやはりModern/Vintageがおすすめかと。

という事で今回はModern/Vintageを選択しました。

 

Wood:木材を選ぼう!

皆様待望の、木材選択の項目です。

マホガニーやメイプルは勿論、パープルハートやジリコテ等、他のメーカーでは滅多に見られないような膨大な種類があります。

全部紹介していくときりが無いので、木材の解説はまた別の機会に...。

 

Shaft Woodがネック材、FretBoardが指板材ですね。

ストックではオールエボニーのネック等も出しているので、恐らくメールで注文すれば選択肢に無くてもオーダーできるかも?

USACGはできるみたいなんですが、ワーモスはどうなんでしょうか。

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ネックは王道のメイプルを選ぶとして、ローズ種はインディアンローズとキングウッドのみが輸出可能との事でキングウッドを選択してみました。

この段階で一度基本料金が算出されるみたいですね。

 

ちなみにオールローズでも4万しないくらいでオーダーが可能の様です。

もしローズ、エボニーで暗い色の物が欲しければ(Dark)とある物を選択しましょう。

わざわざ分けているという事は、恐らく通常の物は茶系か明るめの色の物になる可能性が高いです。エボニーは縞入りの物も選択できます。

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Unique Choiceは必須

ユニーク・チョイス、要は使用する木材の個体を自分で選べるという事ですね。

で、このUnique Choiceなんですが...恐らく必須です。

他の木材も割とそうでしたが、特にキングウッドは当たり外れが非常に大きく、これをランダムで注文する勇気は私にはありません...。

Darkでないローズウッドも個体差が大きく、明るい物から結構黒い物まであるので予算を抑えたいなら通常のローズでUnique Choiceを選んだ方がよろしいかと。

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キングウッドって、他の木製品だとすごくかっこいいんですが指板材となるとどうも地味に見えてしまいますね。

 

ナット幅

ナットの幅です。(そのまんま)

「ナット幅ですげー弾き心地が変わるから、自分に合ったの物を選ぼうな!」

ここにある物より幅広なネックが欲しい場合はSuperwideネックを注文する事になります。

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1-5/8" (41mm)

ヴィンタージストラトを再現した最も狭いタイプ。

手の小さい人や、コードプレイを主にプレイする人にお勧め。

1-11/16" (43mm)

ここ三十年以上もの間スタンダードとなっている標準的なナット幅。

コードプレイとソロのバランスが完璧で、最も人気がある。

 

1-3/4" (44mm)

手の大きい人や、テクニカルなソロプレイの為に弦間スペースを広く取りたい人向けで、まさにギターソロの特急チケットだ!

80年代の速弾きギターで多用されたナット幅で、大きめのフレットと組み合わせると独特のフィーリングを生み出す。

あとアコギっぽい弾き心地でもある。

幅広ネックは材料費が高くなるのか、25$の追加料金がかかります。

 

1-7/8" (48mm)

スーパーワイドです。

巨人の手を持つプレイヤー向けで、弦を追加したり特別な一本を作る場合は連絡下さい。(超適当訳)

 

RIGHT/LEFT

利き手の選択。左利き用でも追加料金は無いようです。

なんか解説のウィンドウが開けないのですがまあ必要ないんじゃないでしょうか。

・右利き用

・左利き用

・右利き用リバースヘッド

 

右利き用リバースヘッドと左利き用で項目が分けられているのは、非対称ネックを採用した際に不都合が出る為だと思われます。

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折り返し地点:後編に続く

いやほんとに多い。

前々から時々このフォームを覗いては試算を出したりしていたんですが、ここまできっちり考えてはやってませんでしたね...

ナット幅とかも「Standard」や「Popular」の文字が見えたらとりあえずそれを選択していたのですが、こうして解説を読んでみるともっと細い方がいいかな?とかVintageなのに22フレットにしようとしていたりとか結構適当だったんだなって改めて認識させられました。

折角細かい所まで選べるんですから、なるべく好みに近いスペックで作らないともったいないですよね。

 

そんな訳で次回はもっと細かい点、ネックプロファイルから解説していきたいと思います。